“チョコレート”の妖精




「やっぱり‥」



やっぱりって呆れてるし。

もう許せないから!!




『何よ!
勝手に怒って。
こっちは裏切られてそーとーへこんでるのに。
ふざけないで!!』



息を切らして一気に話した。
レイトは唖然。

‥当たり前か。





謝りにくるか別れにでるか‥


でもレイトの口から出たのは意外な言葉だった。


だって真顔で
「言いたい事はそれだけ?」
って言ったから。









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