“チョコレート”の妖精




神様はこの悪魔みたいな妖精の見方をするのですかぁ?




『今日、ホワイトデーなのに昌さんとジュエリーショップに行ったんでしょ。』


「見られたか‥確かに、行ったよ。」


『浮気じゃん。』




レイトはため息をついて近くのベンチに座った。



『馬鹿ぁ、私達もう終わったの?』



「華夜は終わりたいの?」



嫌だよ。
だって‥まだ‥私。


「おいで。」




うっ///

その切なそうな瞳は禁止‥反則だよ。






「終わりたくないなら俺を信じて話を聞いて。ね?」








< 115 / 122 >

この作品をシェア

pagetop