“チョコレート”の妖精
神様はこの悪魔みたいな妖精の見方をするのですかぁ?
『今日、ホワイトデーなのに昌さんとジュエリーショップに行ったんでしょ。』
「見られたか‥確かに、行ったよ。」
『浮気じゃん。』
レイトはため息をついて近くのベンチに座った。
『馬鹿ぁ、私達もう終わったの?』
「華夜は終わりたいの?」
嫌だよ。
だって‥まだ‥私。
「おいで。」
うっ///
その切なそうな瞳は禁止‥反則だよ。
「終わりたくないなら俺を信じて話を聞いて。ね?」