“チョコレート”の妖精




「昌と居たのはコレを買うため。限定品で‥今日しか予約取れなかったギリギリセーフ?」


瞳を開いた私に映るのはもう日が沈んだ空を背に笑顔のレイト。



「あのジュエリーショップは昌の彼氏の店なんだ。
2人が俺にお礼がしたいって華夜への特注品、作ってくれたんだぞ?」




『嘘ー…。』




「嘘じゃないの。
俺を信じて? もう華夜しか見えてないから」










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