“チョコレート”の妖精




つくづく思う。

私には、男運が無いってー
『ごめんなさい。』

そう言って部屋を出た。









呼び止めてもくれなかった‥

そうだよね?


初めから2人の間に《恋》って感情は存在してなかったんだから‥。


こうなるのは、分かってたハズなのに。
胸が引きちぎられるくらい心が痛んだ。







歩き続けて、かなり遠くまで来ちゃった。


月明かりより街灯の方が目立つ公園のベンチに1人座った。










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