“チョコレート”の妖精




『そんな事「俺な‥‥」


「俺な‥‥
昔、大切な人が居たんだ。
その人は華夜みたいに恋を叶える魔法のチョコレートを買った…。
一途に想ってる姿が痛々しくて愛しかった。」



淡々と話しを続けるレイトー


今、誰を想ってる?

真剣な口調が哀しいよ。





『なら‥』


「似てたんだ…華夜と彼女が」











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