“チョコレート”の妖精




「華夜は、強いな?
俺もそう伝えてたら‥
今頃どうなってただろう」


レイトの話しを体で聞いた。



「さっきの涙は‥
華夜が彼女みたいに
俺の腕から抜けてく事が
怖かったから。」




『それは、彼女と同じように私のコトを想ってたからじゃないの!?』




自意識過剰?

そんなのは、どうでもいい。
大切な想いを逃がさないためにーーー。











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