“チョコレート”の妖精




『ーー…。』


「覚えてないのか…。」



私はかなり弱々しく頷いた。
名前も知らない人とヤっちゃったなんて‥




「凹み過ぎ。
ってか、名前は?」


『華夜‥。貴方はー?』



「俺、レイト。」



『レイト‥どうして、私の部屋に居るの?』




「は? お前が俺を買ったからにきまってるだろ。」


え‥
買った覚えもありません。












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