“チョコレート”の妖精




放課後ーー



カランーコロンー


『レイト、来たよ?』


私は、いつものように
この可愛い雑貨屋さんに来てます。


初めて来た時のように甘い香りが立ち込んでる。

きっと、レイトの香りだね



そんな事を思ってると奥の扉から瞳を擦りながらレイトが出てきた。




「学校、お疲れ‥」


『うん。
それより、レイト寝てたの?』



少し髪に癖がついてるレイトに聞いみた。



「あぁ‥うん。
最近、寝不足で…」





『そっか。
なら、店番‥手伝っていい?』





急に言って悪かったかな?













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