“チョコレート”の妖精




でも、私の予想とは裏腹にレイトは笑顔で ありがとう って、言ってくれた。



やっぱ、好きな人の役に立てるって嬉しいな。




『じゃ、レイトは寝ててね?』


「分かった。
華夜、ありがとな…」


『全然、いーよ。
ゆっくり休んでね』



そう言って奥の扉へ向かうレイトの背中を見送った。


本当に疲れてるみたい‥
大丈夫かな?












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