スイサイドシンドローム
意味の無い人生。
生きる事ももう必要ない。

やっぱり僕はもう死にたいんだ。

周りを見渡すと教師が何か言っている。クラスメートも笑いながら何か言っている。
でも分からない。何を言っているのか分からない。
ただ雑音が聞こえる。
雑音しか聞こえ無い。
段々と雑音が大きくなってく。うるさいくらいに雑音が大きくなっていく。

たまらずに僕は叫んだ。

「うっせーー」

その声に驚いた先生とクラスメートが何事かと一斉に僕の顔を覗き込む。それと同時に雑音のうるささもより一層うるさくなり、僕は限界に近付いた。

段々と意識が朦朧(もうろう)として、クラスメートや先生の顔が歪んで絵の具がにじむようにぼやけてきた。なにがなんだかわけがわからなくなり。
そして、僕は完全に意識が飛んだ。
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