魔王さま100分の2

「僕が開けにいったほうが良いでしょうか?」
「おまえ、目は?」

「だいぶ落ち着きました」
「よし、行け」

「待ちなさい、外にいるのは、あなた達の仲間なのですか?」

アイオネが、シルキスをとめた。

「おそらく」

「では、私が行きます。私はこれ以上、侵入者が増えることを良しとしません」

アイオネは、勇ましく言う。

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