魔王さま100分の2

「反省する」

シルキスは、頭をさげた。

「それで、アイオネは軍で、」

すぐ上げる。

「私は、上位ランクよ」

アイオネは根負けして、答えてやった。
アホな男に、哀れみのプレゼントだ。

「アイオネで上位ランクか……」

なのに、シルキスは、アイオネの答えを聞いて考え込み、あろうことか疑いの目で言った。

「本当に?見栄抜きで?」

むかっ!

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