魔王さま100分の2
イアリミア作業区。
メンテナンス港。
海戦ショーを終えた戦艦達が観光区を離れ、港に戻ってきた。
「おつかれー」
無事停泊して、声をかけあう船員達。
だけどこれで仕事は終わりじゃない。
一般船員は、急いで船の点検開始。
魔法使い達は、魔力機関へのエネルギー補充、他のアトラクションへの参加、警備兵として見回りへと散っていく。
点検がすめば、戦艦自体が観光船にクラスチェンジだ。
観光地の裏舞台で働く人々は、みな忙しい。