みるくてぃ 〜ミルクと紅茶〜
出逢い
「美空、またみるくてぃ〜?」
販売機のボタンを押し、みるくてぃを取り出していたあたしに、そう言ってきた。
「もちろん。あたしには、みるくてぃがないと生きていけないもん。」
そんなことを言い張るあたしに、少し呆れながらも、
「確かに、立花 美空=みるくてぃ、みるくてぃ=立花 美空って感じだもんね。」
なんて納得していた。
そういえば、
あなたと出会ったときも、あたしはみるくてぃを飲んでそんなこと言った気がする。