Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
天国からの手紙
あっちゃんがこの世にさよならを告げてから3ヶ月がたっていた。
あっちゃんとの奇跡の絆が日に日に大きくなっているのを感じる。
あこのぺったんこだったお腹は、少しずつ膨らみを増していた。
2003.2.15
「ねぇっ!!
見てみて!今日大雪になるんだってさぁっ!!
あこ、体冷やすんじゃないよっ?」
お昼ご飯を食べながら、お姉ちゃんがテレビを指差している。
『うん!大丈夫!』
本当だ。
降水確率100%だ。
しかも、雪だるまマークが出てる。
お天気お姉さんが言うには、今日1日で50cmは積もるのだとか…
心配になって窓から外を覗き込んだ。
『あれっ?
でもさ、雪全然降ってないよっ!!
雪…ってゆうよりも、お日様出てるんだけどっ!(笑)』
天気予報の嘘つき!
どこが大雪だって?
良かった!
安心した!
だって今日は…
今日は大切な日なんだ。
行かなきゃいけない所があるんだ。
どうしても行かなきゃいけないんだ。
あの場所へ…
『お姉ちゃん、今日行かなきゃいけないとこあるんだ。
もう少ししたら、エリとヒロトくんが迎えに来るから、行ってくるね…』
曇って水滴のついた窓ガラスを人指し指で拭った。
「えっ…
体は大丈夫なの?
ほら…これ持っていきな!」
『ありがと!お姉ちゃん!!』
「ん…体冷やしたらダメだよ!?
済んだらすぐ帰ってきてよね?」
お姉ちゃんは、テレビの横の棚から一枚のホッカイロをあこに渡してくれた。
そっか!
前に話した事があるもんね!
分かってるんだ、今日、あこが行こうとしている場所…
あっちゃんとの奇跡の絆が日に日に大きくなっているのを感じる。
あこのぺったんこだったお腹は、少しずつ膨らみを増していた。
2003.2.15
「ねぇっ!!
見てみて!今日大雪になるんだってさぁっ!!
あこ、体冷やすんじゃないよっ?」
お昼ご飯を食べながら、お姉ちゃんがテレビを指差している。
『うん!大丈夫!』
本当だ。
降水確率100%だ。
しかも、雪だるまマークが出てる。
お天気お姉さんが言うには、今日1日で50cmは積もるのだとか…
心配になって窓から外を覗き込んだ。
『あれっ?
でもさ、雪全然降ってないよっ!!
雪…ってゆうよりも、お日様出てるんだけどっ!(笑)』
天気予報の嘘つき!
どこが大雪だって?
良かった!
安心した!
だって今日は…
今日は大切な日なんだ。
行かなきゃいけない所があるんだ。
どうしても行かなきゃいけないんだ。
あの場所へ…
『お姉ちゃん、今日行かなきゃいけないとこあるんだ。
もう少ししたら、エリとヒロトくんが迎えに来るから、行ってくるね…』
曇って水滴のついた窓ガラスを人指し指で拭った。
「えっ…
体は大丈夫なの?
ほら…これ持っていきな!」
『ありがと!お姉ちゃん!!』
「ん…体冷やしたらダメだよ!?
済んだらすぐ帰ってきてよね?」
お姉ちゃんは、テレビの横の棚から一枚のホッカイロをあこに渡してくれた。
そっか!
前に話した事があるもんね!
分かってるんだ、今日、あこが行こうとしている場所…