Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
「んーん!OK!OK!
そんだけ着込んでたら大丈夫でしょ!
あこ…雪だるまみたいっ(笑)」
エリの笑顔。
「だよなっ?(笑)
あこちゃんはもう一人の体じゃねぇもんなっ!!
…こん中にアツシの分身が居るとはな(笑)」
ヒロトの笑顔。
ヒロトはいつも同じ事を言う。
“アツシの分身”
会うたび、会うたび、あこのお腹を見つめながら言うんだ。
すごく嬉しそうに言うんだ。
しょうがないなぁ!
生まれて来たら、おばちゃんとエリの次に抱かせてやろう…
「じゃー、行くかぁ!
早く行かないと、夜になっちまう!夜は冷えるからなぁ!」
バタンッ!!
そして、三人はヒロトの車に乗り込んだ。
あっちゃん…
あっちゃんが居なくなってからもう3ヶ月です。
時がたつのは、残酷なほど早いものだね?
でも、あこの中のあっちゃんは今でも笑っているんだよ?
これから、あの公園へ行きます。
まだ、勇気が出ないけど…
行くのが怖いんだ。
見たいけど、本当はあっちゃんと一緒に見たかったなぁ…
でも、今日はエリとヒロトくんも居るから大丈夫!!
きっと…綺麗な花が咲いてるよね!!
行ってきます!!
「おーし…着いたぞ!」
ガチャ……バタンッ。
『うわぁーっ…』
サクッ…
サクッ…
そんだけ着込んでたら大丈夫でしょ!
あこ…雪だるまみたいっ(笑)」
エリの笑顔。
「だよなっ?(笑)
あこちゃんはもう一人の体じゃねぇもんなっ!!
…こん中にアツシの分身が居るとはな(笑)」
ヒロトの笑顔。
ヒロトはいつも同じ事を言う。
“アツシの分身”
会うたび、会うたび、あこのお腹を見つめながら言うんだ。
すごく嬉しそうに言うんだ。
しょうがないなぁ!
生まれて来たら、おばちゃんとエリの次に抱かせてやろう…
「じゃー、行くかぁ!
早く行かないと、夜になっちまう!夜は冷えるからなぁ!」
バタンッ!!
そして、三人はヒロトの車に乗り込んだ。
あっちゃん…
あっちゃんが居なくなってからもう3ヶ月です。
時がたつのは、残酷なほど早いものだね?
でも、あこの中のあっちゃんは今でも笑っているんだよ?
これから、あの公園へ行きます。
まだ、勇気が出ないけど…
行くのが怖いんだ。
見たいけど、本当はあっちゃんと一緒に見たかったなぁ…
でも、今日はエリとヒロトくんも居るから大丈夫!!
きっと…綺麗な花が咲いてるよね!!
行ってきます!!
「おーし…着いたぞ!」
ガチャ……バタンッ。
『うわぁーっ…』
サクッ…
サクッ…