Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
「あ、どうもー…局長のヒロトですが(笑)
お預かり期間がさきほど切れてしまいましたので、お届けにあがりましたぁー!!
………エリ!!」
ヒロトがエリの脇腹を肘で軽く押した。
…トンッ!
「………ハイッ!!あこさん、どうぞっ?」
――――!?
『…な…に?何、これ……?』
エリがあこに差し出したものは、一枚の封筒だった。
少し濃い水色の柄なしのシンプルな封筒だった。
『……?』
疑問を抱きながらも、エリの手からその封筒を受け取った。
――――!!
『エリっ…これって…』
封筒を見つめるあこは急に落ち着きを失ってしまった。
自分の目を疑ってしまう。
『これ…あっちゃんの字だよっ!?』
水色の封筒に黒のボールペンで書かれた弱々しい文字。
“佐々木 あこ様”
「ご確認頂けますか?
………これね、ヒロトがアツシくんから頼まれた物なんだって。
アツシくんがなくなる3日前に…」
しどろもどろになりながら封筒をくいいる様に見つめるあこの手は、小刻に震えている。
ぎゅっ…
震えるあこの手をエリはしっかりと握りしめた。
「ご確認…願いますっ?」
『…うん…。』
エリの手をそっとふりほどき、封筒のシールをゆっくりと剥がした。
『ゴクッ…』
何かと一緒に思い切って、唾を体の中へと流し込んだ。
カサッ…
封筒の中からは綺麗に折り畳まれた2枚の便箋が出てきた。
カサッ…
その便箋をゆっくりと広げて中身を確認する。
『なっ…なんだよぅー…これっ……
ッッ…うっ…うぅぅー…』
お預かり期間がさきほど切れてしまいましたので、お届けにあがりましたぁー!!
………エリ!!」
ヒロトがエリの脇腹を肘で軽く押した。
…トンッ!
「………ハイッ!!あこさん、どうぞっ?」
――――!?
『…な…に?何、これ……?』
エリがあこに差し出したものは、一枚の封筒だった。
少し濃い水色の柄なしのシンプルな封筒だった。
『……?』
疑問を抱きながらも、エリの手からその封筒を受け取った。
――――!!
『エリっ…これって…』
封筒を見つめるあこは急に落ち着きを失ってしまった。
自分の目を疑ってしまう。
『これ…あっちゃんの字だよっ!?』
水色の封筒に黒のボールペンで書かれた弱々しい文字。
“佐々木 あこ様”
「ご確認頂けますか?
………これね、ヒロトがアツシくんから頼まれた物なんだって。
アツシくんがなくなる3日前に…」
しどろもどろになりながら封筒をくいいる様に見つめるあこの手は、小刻に震えている。
ぎゅっ…
震えるあこの手をエリはしっかりと握りしめた。
「ご確認…願いますっ?」
『…うん…。』
エリの手をそっとふりほどき、封筒のシールをゆっくりと剥がした。
『ゴクッ…』
何かと一緒に思い切って、唾を体の中へと流し込んだ。
カサッ…
封筒の中からは綺麗に折り畳まれた2枚の便箋が出てきた。
カサッ…
その便箋をゆっくりと広げて中身を確認する。
『なっ…なんだよぅー…これっ……
ッッ…うっ…うぅぅー…』