Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
汚された体。
あこの体は汚い体。
汚れた体。
あっちゃんの涙。
―「バカヤロ…汚くねぇよっ!!
変な事言ってんじゃ…ねぇよっ!」―
さよなら、大好きな家族。
さよなら、大好きな友達。
さよなら、大好きなおばちゃん。
さようなら…愛する人。
あこはもう生きてゆく事に疲れてしまったのです。
―「俺が背負うよッ!!
お前の変わりに、全部!
嫌な事も、今日の事も、全部あこの変わりに俺が背負って生きていく!」―
やきもち。
あっちゃんが初めてあこに見せた感情。
―「あこ!お前、男友達とか…どれくらいいんの?」―
あっちゃんに振りほどかれたあこの手が泣いていた。
―「ハッ(笑)
手繋いでると、俺がお前の男だと思われるんじゃねぇのっ?
フリーのイメージが崩れるってヤツっ?(笑)」―
ついに…
ついに運命の歯車が狂いだし始めていた。
―『あれ?
アツシ、全然食ってねぇじゃん!!』
「あー、最近、食欲ねぇんだよなぁ…俺。
なんか、胃の調子悪くて…」―
もう一度。
もう一度だけでいいの…
もう一度だけ、あこをバカにしてください。
―「しょうがねぇなぁ!
泣き虫…わがままあこ!」―
あこの体は汚い体。
汚れた体。
あっちゃんの涙。
―「バカヤロ…汚くねぇよっ!!
変な事言ってんじゃ…ねぇよっ!」―
さよなら、大好きな家族。
さよなら、大好きな友達。
さよなら、大好きなおばちゃん。
さようなら…愛する人。
あこはもう生きてゆく事に疲れてしまったのです。
―「俺が背負うよッ!!
お前の変わりに、全部!
嫌な事も、今日の事も、全部あこの変わりに俺が背負って生きていく!」―
やきもち。
あっちゃんが初めてあこに見せた感情。
―「あこ!お前、男友達とか…どれくらいいんの?」―
あっちゃんに振りほどかれたあこの手が泣いていた。
―「ハッ(笑)
手繋いでると、俺がお前の男だと思われるんじゃねぇのっ?
フリーのイメージが崩れるってヤツっ?(笑)」―
ついに…
ついに運命の歯車が狂いだし始めていた。
―『あれ?
アツシ、全然食ってねぇじゃん!!』
「あー、最近、食欲ねぇんだよなぁ…俺。
なんか、胃の調子悪くて…」―
もう一度。
もう一度だけでいいの…
もう一度だけ、あこをバカにしてください。
―「しょうがねぇなぁ!
泣き虫…わがままあこ!」―