Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
その時、倒れた雄一くんを抱き抱えて、救急外来へ運んでくれたのが、あっちゃんだった。
その後、すぐ雄一くんは緊急手術。
その緊急手術が幸いにも大成功して、雄一くんは回復に向かい、ついには退院したのだそうだ。
雄一くんのお母さんは、その時、担当の看護婦さんから、あっちゃんの名前を聞いたと教えてくれた。
そして、あこに、何度も何度も頭を下げて泣いた。
「ありがとう、本当にありがとうございます。
あの時、高橋さんがすぐにゆーくんを運んでくれなかったら、この子は心ぱい停止状態のまま…きっと…
本当に…ありがとう!!」
「おねぇちゃん!
明日はおにぃちゃん、お花やさんにいるぅ?」
泣きながら頭を下げる雄一くんのお母さんに対して、雄一くんは無邪気だ。
『…ヒッ…グスッ…わっ…分かんないなぁ…』
やっぱりあこは泣き虫だ。
「雄一くん、おにぃちゃんねぇ、今ちょっと忙しくてお花やさんになかなか行けないかも!』
涙で声になからないあこの変わりに、エリが雄一くんに微笑みかける。
その後、すぐ雄一くんは緊急手術。
その緊急手術が幸いにも大成功して、雄一くんは回復に向かい、ついには退院したのだそうだ。
雄一くんのお母さんは、その時、担当の看護婦さんから、あっちゃんの名前を聞いたと教えてくれた。
そして、あこに、何度も何度も頭を下げて泣いた。
「ありがとう、本当にありがとうございます。
あの時、高橋さんがすぐにゆーくんを運んでくれなかったら、この子は心ぱい停止状態のまま…きっと…
本当に…ありがとう!!」
「おねぇちゃん!
明日はおにぃちゃん、お花やさんにいるぅ?」
泣きながら頭を下げる雄一くんのお母さんに対して、雄一くんは無邪気だ。
『…ヒッ…グスッ…わっ…分かんないなぁ…』
やっぱりあこは泣き虫だ。
「雄一くん、おにぃちゃんねぇ、今ちょっと忙しくてお花やさんになかなか行けないかも!』
涙で声になからないあこの変わりに、エリが雄一くんに微笑みかける。