Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
『ぅぅぅ…フゥーッ、フゥー…』
お母さんが背中を摩るリズムに合わせて深呼吸をした。
しばらく続けていると、少しずつ痛みは和らいでいく。
『ふぅぅー…お母さん、痛くなくなって来た。』
お母さんはあこの額の汗をタオルで拭き取ると、優しく微笑んだ。
「あこ、いい?
今まで沢山勉強したよね?大丈夫よ?
陣痛は、波があるの…分かるわね?
こうやって、何度も痛みを繰り返して、繰り返して、時間の間隔がせばまっていくのよね?
分かるよね?
沢山、本読んだし、教室にも通ったし、大丈夫ね?」
そうだった。
そうだったよ!
何をあんなに慌てていたの?
大丈夫!とりあえず、落ち着こう。
あこには、みんなが着いててくれる!
あっちゃんが見守っててくれてるんだ!!
大丈夫!
『うん!大丈夫!』
あこは、お母さんの目を見て、しっかりと頷いた。
「うん。
とにかく、病院に連絡するわね!
まこ、あこをソファーに寝かせて?」
「うん!」
そして、お姉ちゃんに支えらながら、ゆっくりとソファーに寝そべった。
電話を終えたお母さんが、またあこの近くへ来て右手をギュッっと握ってくれた。
「あこ?病院には連絡したからね!
陣痛の間隔が10分間隔になったら病院行こうね?」
お母さんが背中を摩るリズムに合わせて深呼吸をした。
しばらく続けていると、少しずつ痛みは和らいでいく。
『ふぅぅー…お母さん、痛くなくなって来た。』
お母さんはあこの額の汗をタオルで拭き取ると、優しく微笑んだ。
「あこ、いい?
今まで沢山勉強したよね?大丈夫よ?
陣痛は、波があるの…分かるわね?
こうやって、何度も痛みを繰り返して、繰り返して、時間の間隔がせばまっていくのよね?
分かるよね?
沢山、本読んだし、教室にも通ったし、大丈夫ね?」
そうだった。
そうだったよ!
何をあんなに慌てていたの?
大丈夫!とりあえず、落ち着こう。
あこには、みんなが着いててくれる!
あっちゃんが見守っててくれてるんだ!!
大丈夫!
『うん!大丈夫!』
あこは、お母さんの目を見て、しっかりと頷いた。
「うん。
とにかく、病院に連絡するわね!
まこ、あこをソファーに寝かせて?」
「うん!」
そして、お姉ちゃんに支えらながら、ゆっくりとソファーに寝そべった。
電話を終えたお母さんが、またあこの近くへ来て右手をギュッっと握ってくれた。
「あこ?病院には連絡したからね!
陣痛の間隔が10分間隔になったら病院行こうね?」