Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
愛が永遠になった日
そして…月日は流れ……
季節は冬。
空はあれから、大きな病気一つせず、すくすくと育っています。
『お母さん、お姉ちゃん!!
空の事、お願いね!!』
「ぁ~ぅ~。」
カランカラン♪カランカラン♪
空は、お姉ちゃんにだっこされながら、アンパンマンの玩具をグルグルと回して可愛い音を立てた。
『ぅあーっ、そぉらぁぁー!!
ちょーっとの間、お留守番しててねぇ?
ママ、すぐ帰って来るからぁ!!』
無邪気な笑顔の空のほっぺを優しく、ぐりぐりと撫でると、空はほっぺをピンク色に染めて笑った。
あっちゃんが照れた時と同じ顔。
「あこ!
気をつけなさいよ?
それから、本当に早めに帰って来なさいね?
空が不安になるから!」
『はぁーい!!
行ってきます!!』
「エッ…エッ…ぎゃぁぁ~~~!!」
あこがコートを来て、リビングを出た途端、空は後追いをして泣き出した。
グッ……
進みかけていた足が、空の泣き声に引き止められ、一度動きを止めたけれど…
それでも、あこには行かなければいけない所があった。
ごめんね!空!
すぐに帰って来るからね!!
ごめんね?
季節は冬。
空はあれから、大きな病気一つせず、すくすくと育っています。
『お母さん、お姉ちゃん!!
空の事、お願いね!!』
「ぁ~ぅ~。」
カランカラン♪カランカラン♪
空は、お姉ちゃんにだっこされながら、アンパンマンの玩具をグルグルと回して可愛い音を立てた。
『ぅあーっ、そぉらぁぁー!!
ちょーっとの間、お留守番しててねぇ?
ママ、すぐ帰って来るからぁ!!』
無邪気な笑顔の空のほっぺを優しく、ぐりぐりと撫でると、空はほっぺをピンク色に染めて笑った。
あっちゃんが照れた時と同じ顔。
「あこ!
気をつけなさいよ?
それから、本当に早めに帰って来なさいね?
空が不安になるから!」
『はぁーい!!
行ってきます!!』
「エッ…エッ…ぎゃぁぁ~~~!!」
あこがコートを来て、リビングを出た途端、空は後追いをして泣き出した。
グッ……
進みかけていた足が、空の泣き声に引き止められ、一度動きを止めたけれど…
それでも、あこには行かなければいけない所があった。
ごめんね!空!
すぐに帰って来るからね!!
ごめんね?