Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
あっちゃんはあこの右肩から手を離すと、枕に顔を埋めて、ひたすら苦しんでいる。
『うんっ!』
ドクドクドクドク…
高鳴る心臓の音を無視して、ベッドから飛び下りて、部屋のドアを開けた。
バンッ!!
「ウウウッ…あーっ…ッッ!」
背中にあっちゃんの苦しむ声がぶつかって来る。
おかしい。
おかしいよ!!
こんなに苦しむなんて…
絶対に普通じゃない!
バタン!
「…ふあっ!…何?
どーかした?」
異様な物音に目が覚めてしまったのか、卓ちゃんが部屋から、寝癖をつけたまま出てきた。
『卓ちゃん!
おばちゃん呼んで来て!!早くっ!』
あこの泣きそうな顔と、ただならぬ雰囲気を察したのか、卓ちゃんはあこをどけて、あっちゃんの部屋を覗き込んだ。
「あっ…いてぇッ…ウー!!」
あっちゃんの叫び声を聞いて、体が震え出してしまった。
「兄キ!!」
ドタッ…ダダダダダ!!
卓ちゃんは、あっちゃんの苦しむ姿を見ながらすごい勢いで階段をかけおりて行った。
『うんっ!』
ドクドクドクドク…
高鳴る心臓の音を無視して、ベッドから飛び下りて、部屋のドアを開けた。
バンッ!!
「ウウウッ…あーっ…ッッ!」
背中にあっちゃんの苦しむ声がぶつかって来る。
おかしい。
おかしいよ!!
こんなに苦しむなんて…
絶対に普通じゃない!
バタン!
「…ふあっ!…何?
どーかした?」
異様な物音に目が覚めてしまったのか、卓ちゃんが部屋から、寝癖をつけたまま出てきた。
『卓ちゃん!
おばちゃん呼んで来て!!早くっ!』
あこの泣きそうな顔と、ただならぬ雰囲気を察したのか、卓ちゃんはあこをどけて、あっちゃんの部屋を覗き込んだ。
「あっ…いてぇッ…ウー!!」
あっちゃんの叫び声を聞いて、体が震え出してしまった。
「兄キ!!」
ドタッ…ダダダダダ!!
卓ちゃんは、あっちゃんの苦しむ姿を見ながらすごい勢いで階段をかけおりて行った。