Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
おばちゃんはあこの言葉を聞いて、話だした。
「あこちゃん……
強くなったね。
別人みたい…
アツシはね…
あの子はね…ガンなのよ。
胃癌だったわ。
父親と全く同じ…」
――胃癌…
やっぱり、本当だったんだ…
別に有美さんを疑った訳じゃない。
ただ…
心のどこかで、きっと間違いだと思っていた。
思わせていた。
でも、現実だった。
あこは涙が出そうなのをぐっと堪えて頷いた。
「あこちゃんと別れてから、あの子は別人の様になってしまった。
胃をね…少し、摘出したの。
今、抗がん剤治療もしているの。
…そのせいで、この数ヶ月で痩せてしまったの…」
あっちゃんの変わり果てた姿を想像して涙が溢れそうになった。
でも、あこはひたすら涙を堪える。
『大丈夫!!あこなら…平気…
あっちゃんがどんなに変わっても、
あっちゃんに変わりはないからっ!』
「あこちゃん……
強くなったね。
別人みたい…
アツシはね…
あの子はね…ガンなのよ。
胃癌だったわ。
父親と全く同じ…」
――胃癌…
やっぱり、本当だったんだ…
別に有美さんを疑った訳じゃない。
ただ…
心のどこかで、きっと間違いだと思っていた。
思わせていた。
でも、現実だった。
あこは涙が出そうなのをぐっと堪えて頷いた。
「あこちゃんと別れてから、あの子は別人の様になってしまった。
胃をね…少し、摘出したの。
今、抗がん剤治療もしているの。
…そのせいで、この数ヶ月で痩せてしまったの…」
あっちゃんの変わり果てた姿を想像して涙が溢れそうになった。
でも、あこはひたすら涙を堪える。
『大丈夫!!あこなら…平気…
あっちゃんがどんなに変わっても、
あっちゃんに変わりはないからっ!』