Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
そう言って、おばちゃんは目に溜めていた涙を右手で拭った。
あっちゃん。
あこもそうだったよ?
あのね、あっちゃんの事考えない日は1日だって無かったんだよ。
おばちゃんの真似をするように、あこも涙を拭った。
『あこも…毎日あっちゃんの事ばっかりだったよ!』
おばちゃんは嬉しそうに笑って、ドアノブを右へ回した。
ガチャッ……
ドアが開いた。
「おぅ!おっせぇよ!!
マジ喉渇いた…どこまで買いに行ってたんだよ!!」
その声を聞いて、胸がきゅぅ…っと音を立てた。
前よりも少し弱々しいけど、生意気そうで、プライドの高い、懐かしい声。
低い、男の人の声。
低いのに、優しくて…甘い声。
大好きな…声。
あっちゃんがそこに居る。
会いたくて、会いたくて、仕方なかったよ。
…あっちゃん。
「フフフッ…(笑)」
ドアの向こうで、おばちゃんは口に手を当てて、はにかんだ様に笑っている。
「…?何だよ!気持ち悪ぃなっ、ババァ!
早くポカリくれ!」
あっちゃん。
あこもそうだったよ?
あのね、あっちゃんの事考えない日は1日だって無かったんだよ。
おばちゃんの真似をするように、あこも涙を拭った。
『あこも…毎日あっちゃんの事ばっかりだったよ!』
おばちゃんは嬉しそうに笑って、ドアノブを右へ回した。
ガチャッ……
ドアが開いた。
「おぅ!おっせぇよ!!
マジ喉渇いた…どこまで買いに行ってたんだよ!!」
その声を聞いて、胸がきゅぅ…っと音を立てた。
前よりも少し弱々しいけど、生意気そうで、プライドの高い、懐かしい声。
低い、男の人の声。
低いのに、優しくて…甘い声。
大好きな…声。
あっちゃんがそこに居る。
会いたくて、会いたくて、仕方なかったよ。
…あっちゃん。
「フフフッ…(笑)」
ドアの向こうで、おばちゃんは口に手を当てて、はにかんだ様に笑っている。
「…?何だよ!気持ち悪ぃなっ、ババァ!
早くポカリくれ!」