Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
あっちゃんのばか。
どこまでプライド高いんだよ…
その体をズタズタに切り裂いてまで…
あこは、泣き虫だけど、そんなに弱くないよ!
あっちゃんを想う気持ちは誰よりも強いんだよ?
話して欲しかった。
そうしたら…今、こんなにも後悔してないよ。
あっちゃん…
最後まで泣かずに聞こうと決めていたのに…
あっちゃんの大きな不安と悲しみと悔しさと恐怖心が一気にあこの体に流れ込んで来て、涙が止まらなくなってしまった。
あっちゃん?
苦しいね。
悔しいね…
あっちゃんの優しい嘘が切ないよ。
今日、海で…
あこを抱いた時、あこの肩に落ちた雫は、間違いなく、涙だったんだ。
…どれだけ苦しかった?
どれだけ我慢していたの?
ごめんね、ごめんね?
あこばっかり…幸せを感じていたんだね?
あっちゃんは少しでも幸せを感じた?
…そんな余裕なんて無かったよね?
「あこちゃんっ…」
隣に座っているおばちゃんが泣きじゃくるあこの手をぎゅっと強く握った。
「あこさん…これから、一番大切なお話をします。
…大丈夫ですか?」
どこまでプライド高いんだよ…
その体をズタズタに切り裂いてまで…
あこは、泣き虫だけど、そんなに弱くないよ!
あっちゃんを想う気持ちは誰よりも強いんだよ?
話して欲しかった。
そうしたら…今、こんなにも後悔してないよ。
あっちゃん…
最後まで泣かずに聞こうと決めていたのに…
あっちゃんの大きな不安と悲しみと悔しさと恐怖心が一気にあこの体に流れ込んで来て、涙が止まらなくなってしまった。
あっちゃん?
苦しいね。
悔しいね…
あっちゃんの優しい嘘が切ないよ。
今日、海で…
あこを抱いた時、あこの肩に落ちた雫は、間違いなく、涙だったんだ。
…どれだけ苦しかった?
どれだけ我慢していたの?
ごめんね、ごめんね?
あこばっかり…幸せを感じていたんだね?
あっちゃんは少しでも幸せを感じた?
…そんな余裕なんて無かったよね?
「あこちゃんっ…」
隣に座っているおばちゃんが泣きじゃくるあこの手をぎゅっと強く握った。
「あこさん…これから、一番大切なお話をします。
…大丈夫ですか?」