Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
闘病
ジリジリジリジリ……
『…ッ…あーっつぅー!!』
額ににじむ汗を右腕で拭う。
体中汗ばんでベトベトして気持ち悪い。
いつもの道を歩いているのに、何かに吸い込まれそうになる。
目の前は陽炎でボヤけて見える。
空の色は真っ青で涼しそうなのに。
あこはあの日以来、毎日病院へ足を運んでいる。
大好きな人に会うために。
大好きな人の側に少しでも居られる様に。
あっちゃんが病院へ運ばれた日から決めている事がある。
毎日、あっちゃんに会いに行く事。
あっちゃんの主治医の先生とも約束をした。
出来る限り、側にいる事を…
『ふぅっ!』
病院の中へ入ると、クーラーが効いていて、汗がスーっとひけていった。
………コンコン!
「はーい。」
あこは今日もあっちゃんのお見舞いに来た。
ガチャ…
『あっちゃん!おはよー!』
「おぅ!今日は早ぇなっ!(笑)」
あっちゃんは少し驚いた様にあこを見つめて、笑顔になった。
あの日以来、今のところあっちゃんの容態は信じられないほど落ち着いている。
『…ッ…あーっつぅー!!』
額ににじむ汗を右腕で拭う。
体中汗ばんでベトベトして気持ち悪い。
いつもの道を歩いているのに、何かに吸い込まれそうになる。
目の前は陽炎でボヤけて見える。
空の色は真っ青で涼しそうなのに。
あこはあの日以来、毎日病院へ足を運んでいる。
大好きな人に会うために。
大好きな人の側に少しでも居られる様に。
あっちゃんが病院へ運ばれた日から決めている事がある。
毎日、あっちゃんに会いに行く事。
あっちゃんの主治医の先生とも約束をした。
出来る限り、側にいる事を…
『ふぅっ!』
病院の中へ入ると、クーラーが効いていて、汗がスーっとひけていった。
………コンコン!
「はーい。」
あこは今日もあっちゃんのお見舞いに来た。
ガチャ…
『あっちゃん!おはよー!』
「おぅ!今日は早ぇなっ!(笑)」
あっちゃんは少し驚いた様にあこを見つめて、笑顔になった。
あの日以来、今のところあっちゃんの容態は信じられないほど落ち着いている。