Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
朝8:00
あっちゃんの寝ているベッドの上の時計の針がゆっくりと動いている。
『まぁねっ♪
今日は早起きしてみたんだぁ!
エライっ?』
あっちゃんに向かって両手でピースをしてみせた。
今日は、何と無く目が覚めてしまって、早起きをした。
ベッドで上半身だけを起こして元気そうに笑っているあっちゃんを見るとホッとする。
「ばぁかっ(笑)
毎日、早起きしろ!ねぼすけ!」
何よ…
本当はあこがいつもよりも三時間も早く来て、うれしそうな顔してるくせに…
八重歯が見えてるよ?
あっちゃん。
プライド高いんだからっ!!
『フンッ』
あこはほっぺいっぱいに空気を含んで窓の方へ顔を背けた。
あっちゃんのいる病室からは中庭が見渡せる。
青々と生い茂る緑の絨毯。
花壇には、いろとりどりの花。
病衣を来て散歩をしている患者さん達が見えた。
「またすねる(笑)
偉い偉い!あこは早起き出来て偉いなっ!(笑)」
『そうでしょー!?』
やったねっ!!
今日もあこの勝ち!
あっちゃんはいつもそう。
あこがスネたふりをすると、あこを甘やかす様に笑う。
あっちゃんの寝ているベッドの上の時計の針がゆっくりと動いている。
『まぁねっ♪
今日は早起きしてみたんだぁ!
エライっ?』
あっちゃんに向かって両手でピースをしてみせた。
今日は、何と無く目が覚めてしまって、早起きをした。
ベッドで上半身だけを起こして元気そうに笑っているあっちゃんを見るとホッとする。
「ばぁかっ(笑)
毎日、早起きしろ!ねぼすけ!」
何よ…
本当はあこがいつもよりも三時間も早く来て、うれしそうな顔してるくせに…
八重歯が見えてるよ?
あっちゃん。
プライド高いんだからっ!!
『フンッ』
あこはほっぺいっぱいに空気を含んで窓の方へ顔を背けた。
あっちゃんのいる病室からは中庭が見渡せる。
青々と生い茂る緑の絨毯。
花壇には、いろとりどりの花。
病衣を来て散歩をしている患者さん達が見えた。
「またすねる(笑)
偉い偉い!あこは早起き出来て偉いなっ!(笑)」
『そうでしょー!?』
やったねっ!!
今日もあこの勝ち!
あっちゃんはいつもそう。
あこがスネたふりをすると、あこを甘やかす様に笑う。