Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
急にコロッっと態度を変えて、あっちゃんに白い歯を見せて笑うあこを見てあっちゃんは呆れた様子を見せる。
『プッ(笑)単純バカ!……あこ、こっち来い!』
細くなった手で、あこに手招きをするあっちゃん。
毎日の日課。
あこがうれしそうにあっちゃんのベッドに近寄るとあっちゃんは前よりも弱くなった力であこの手を掴んで自分に引き寄せる。
ポスン…
その弱めの力に引き寄せられる様に、あっちゃんの太股の上に座る。
ドキッ…
あっちゃんは一度あこの目を覗き込んで優しいキスをくれた。
『あっちゃん、大好きっ!!』
ぎゅっ…
あっちゃんの首へ両手を回してしっかりと抱きつく。
あっちゃんは軽く笑いながら、あこの頭を優しく撫でてくれた。
「知ってる!(笑)」
毎日の日課になっている。
この時間だけは、あっちゃんが病気だという事実を忘れてしまう。
たわいもない会話をして、幸せを噛み締めていた時だった。
『プッ(笑)単純バカ!……あこ、こっち来い!』
細くなった手で、あこに手招きをするあっちゃん。
毎日の日課。
あこがうれしそうにあっちゃんのベッドに近寄るとあっちゃんは前よりも弱くなった力であこの手を掴んで自分に引き寄せる。
ポスン…
その弱めの力に引き寄せられる様に、あっちゃんの太股の上に座る。
ドキッ…
あっちゃんは一度あこの目を覗き込んで優しいキスをくれた。
『あっちゃん、大好きっ!!』
ぎゅっ…
あっちゃんの首へ両手を回してしっかりと抱きつく。
あっちゃんは軽く笑いながら、あこの頭を優しく撫でてくれた。
「知ってる!(笑)」
毎日の日課になっている。
この時間だけは、あっちゃんが病気だという事実を忘れてしまう。
たわいもない会話をして、幸せを噛み締めていた時だった。