シン



そういえば…、母は気づくといつもアタシの側にいてくれた。





まるで今そこで花々を育ててるかのように…………………、



大事に大事にアタシを守っていてくれていた。




それをアタシは勝手に鳥かごに感じてただけなのかもしれない………。





自分でもまだはっきりした答えは出せてない…。





でも…、何となく、本当に何となくだけど、その時からアタシの心に何かが灯り始めたんだ…。








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