丸いにゅうさんきんは最強だ
第1章:地球の原始時代の生物

第1節 酸素がなかった原始時代

今から約38億年まえ

地球が誕生した。

地球のその原始時代では

酸素もなく

生物もいなかった。


周りは シーンと静まり

生物の誕生を

ただひたすらに

待って20数億年がたった。


しかし酸素がなくても

炭素とミネラルから

エネルギーをだせる最初の

生物(バクテリア)が生まれた。

このバクテリアは

さらに進化していき

3つのタイプに分かれて行った。


1つ目のタイプは

バクテリアのままで現在にいたる

2つ目のタイプは

葉緑体に進化して植物になり
現在にいたる

3つ目のタイプは

ミトコンドリアに変化し

地球上の全動物細胞内の

エネルギー製造工場になった。

動物細胞内のDNA(遺伝子)は
変異して進化するけど

ミトコンドリアの遺伝子は
永久に変異せず

その動物を永久に

支配しつづけるのである。


この3つ目のタイプを
真正細菌と言い

その中からさらに

進化して色々な動物の

先祖になったのは

原始の乳酸菌であった。 


酸素がなくても生きた

最初の生物であった。
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