丸いにゅうさんきんは最強だ
植物へ進化したバクテリアは

やがてコケの仲間に進化し

光の力から酸素を出し

大気中に酸素が増えて

動物の中間の先祖の

イソギンチャクの仲間の
こうちょう(腔腸)動物へと

飛躍的な進化をとげた。


イソギンチャクは

口と小腸と肛門とだけの
生物である。

口と肛門が同じ場所、
同じ形をしているが

別の作用をしている。


よく観察すれば

その形は動物の

口と肛門の形と役目と

非常によく似ている。


先祖が同じだから

人間もイヌもねこも

馬もペットもまったく同じ

小腸の、同じ作用のおかげで

生きられている仲間である。


人間だから動物とちがうと

思うことはまちがいだ。

人間もイソギンチャクも
同じなかまであり

同じ小腸に支配された

動物なのである。


現代の医学が

小腸を詳しく調べた結果

3000万本のじゅうもう(絨毛)に
5000個の栄養吸収細胞を所有し

それらの細胞の先端に2000本の
びじゅもう(微絨毛)持つと判明。
(計、微絨毛の総数は300兆本)


体の中で一番数が多い理由は

そこが最重要部位だからである。
< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop