Dear





「………っ!?」





すると太ももに違和感を感じた。





い…嫌っ!?痴漢!?







下半身に目をやるとおじさんの手があった。






「……ゃ…やめ…て…っ」







声が震える。






力が入らない。







怖いっ!!








「ほら、お嬢さん?そんな怖がんないでよ~」







背後にいた男がヘラヘラ笑っている。







「や…いやっ……んぐっ」






大きな手で口を押さえられる。






「ちょっと黙れよ…?」






「ぅっ……!?」








嫌だ……嫌…誰か………








誰か助けてっ!!
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