Dear







「ねぇ…?何やってんの?」




「!?」






そこには、茶髪の男の子が立っていた。






「あ?餓鬼は引っ込んで……うわっ」







するとその子は男の胸元を掴み思いきり床へ叩きつけた。







電車はガタンッと揺れる。







「………ってえ…何すんだこのやろっ!!」






男はその子に襲いかかる。




でもその子は動じないでひょいひょいと攻撃をかわしていく。







けれどここは満員電車。





その子が避けるたび他の人にあたる。







………どうすればいいの?







プシュー






するとドアが開く。








「○○ですー。」







どうやら駅についたらしい。





そこで男の子は男と一緒におりた。






一応私もついていくことにした…。


< 4 / 21 >

この作品をシェア

pagetop