僕は家族でした。
 
 僕の病気が発覚したのは『おばあちゃん』が亡くなった時だった……。


 おばあちゃんが亡くなった時、僕がおばあちゃんの側に付いて、ろうそくの見張りをしてたんだ。


 おばあちゃんには色々とお世話になったから……。


 でも、僕はその時おかしかった。


 ご飯も少ししか食べられなかったし、少しフラフラもした……。


 おばあちゃんを見送った後、僕は一番嫌いな病院へ行く事になった。


 病院に行くと直ぐに点滴。検査の結果――……肝臓と言う所が悪かった。


 それからは、何日か続けて点滴に通い、食事の制限もされちゃった。


 その食事は――……不味かったんだよね。
< 8 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop