逆×LOVE
“直ちゃんじゃなくて、さつきちゃんのカッコで行けば良いじゃん~”
暫く美咲は「直ちゃんは可愛いねぇ」とか言いつつクスクスと笑うと、当たり前のように私に提案した。
「それ良....くない!!」
その提案に私が思わず乗ろうとした刹那、私はあの出来事を思い出した。
(そういえば私、女の格好全然似合ってなかったじゃん!)
さつきの格好=女の格好=似合わない(しかも家にはボサボサ黒髪な変装カツラしかない)=純君にひかれる
不の方程式が出来上がるのに全く時間はかからなかったのが悲しい。
“えっ、なんでぇ?”
「カツラ無いし、水無月のまま女の子の格好は似合わないし...」
“えっと...、あぁうん。そうだねぇ;”
「....。」
そして案の定、理由を話すと美咲もそれはやめた方が良いって感じの返事で。
分かってはいたけどかなりグサッときた。
あれー、可笑しいなー、私女なんだけどなー。(壊れた)
暫く美咲は「直ちゃんは可愛いねぇ」とか言いつつクスクスと笑うと、当たり前のように私に提案した。
「それ良....くない!!」
その提案に私が思わず乗ろうとした刹那、私はあの出来事を思い出した。
(そういえば私、女の格好全然似合ってなかったじゃん!)
さつきの格好=女の格好=似合わない(しかも家にはボサボサ黒髪な変装カツラしかない)=純君にひかれる
不の方程式が出来上がるのに全く時間はかからなかったのが悲しい。
“えっ、なんでぇ?”
「カツラ無いし、水無月のまま女の子の格好は似合わないし...」
“えっと...、あぁうん。そうだねぇ;”
「....。」
そして案の定、理由を話すと美咲もそれはやめた方が良いって感じの返事で。
分かってはいたけどかなりグサッときた。
あれー、可笑しいなー、私女なんだけどなー。(壊れた)