それでも私は4番目。
私の願いもむなしく、森野さんは更に続けた。

「達哉に聞いたよ。なんでも、クリスマスの日に瑞希ちゃんを取り返しに来たんでしょう?かっこいい彼氏じゃないか。」

「あ…。ははっ…。」

パパはすごく不機嫌そうに私を見ている。
こんなの初耳だ、と言わんばかりに。

更に森野さんは続けた。

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