それでも私は4番目。
「瑞希ちゃんの彼氏のあまりに熱い愛で、達哉も身を引かざるをえないって言ってたよ。いやぁ…かっこいい!勇気があるよ!」

「もり…。」

「森野さん。」

パパが笑顔で森野さんの方を見る。

やばい…。目が笑ってないよ…。

「そろそろお時間では?」

「おお、そうだった。今日は失礼するよ。
瑞希ちゃんも、また会いましょう。」

「はい…。また…。」

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