それでも私は4番目。
「瑞希、なんかあった?」

「…翔…っ。」

昨日あれだけ泣いたのに、私の目からはボロボロ涙が溢れて来る。

突然泣き出す私に、翔は慌てていた。

「瑞希?」

「翔…私…別れたくないぃ…。」

「何言ってるんだ?」

私は昨日パパに言われたことを克明に翔に話した。

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