それでも私は4番目。
私は慌てて翔の腕を引き、居間に聞こえないように小声で問詰めた。

「翔、どうしたの。なんで急に…。」

「…いいから瑞希も来て。」

翔は私の方を見ず、居間へと入って行った。

ああ、翔何するつもりなの?
何の準備もしてないよ…?

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