それでも私は4番目。
「何の用だ。」

初めに口を開いたのは、パパ。
聞いたことも無いくらいの、低い声。

「…お願いがあって来ました。」

「お願い?君は何か頼める立場だと思っているのか?大体、もう瑞希に関わるな、と言ったはずだが…。」

パパ、そんなことを…。
翔は揺らぐこと無く、パパに向き合う。

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