それでも私は4番目。
…居間には、ただ静けさだけが残っていた。

翔の真摯な姿勢に、パパは戸惑っているようだ。

翔は、パパの答えを待ってるのに。

そんな緊張感でいっぱいのこの空気を、たった一言の言葉が破った。


「いいんじゃないかしら。」

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