それでも私は4番目。
「でもね、翔くん。
お見合いのこと、今回の怪我のこと…。これは確かにあなたの信頼を失うものだったわ。」

「…すみません…。」

「…今後、こんなことの無いように努めてくれるかしら。」

翔は、しっかりと頷いて力強く「はい」と返事する。

ママはにっこりと笑って、パパの方を向いた。

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