幼なじみの執事


食事のあとに少しドライブして、家まで送ってもらった。



すると入口の門の近くに、人影が見えた。




ドキンと大きく心臓が波打つ……


車のライトが当たって、それが絢斗だと分かったから。





「絢斗……?」



「葵衣ちゃんの知り合い?」




「幼なじみなの……」




ものすごく違和感をおぼえながら、車は絢斗の近くに止まった。




< 117 / 180 >

この作品をシェア

pagetop