男♂だから(~195pg)

「..佐野?」

無神経に俺の名前を呼んだななの声。


「どうしたの,佐野?」


自覚してないその表情が更に頭に来て



「佐野?
 ちょっと何か言ってよ。ななこわ――キャーっー!」


気がついたら俺は
ななの手首を掴みどっかに連れて行ってました。

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