End of the Love 【短】
ふと頬に触れた冷たい手
ビクッと身体を震わせ後ろを振り向くと
そこには笑顔の彼がいた
「何してるの?
夕陽?」
おっとりとした彼の口調
少し酔ってるみたいだ
「こんなとこ来ちゃだめだよ。
早く戻って」
「どーしてぇ?」
「どーしてって…
今日は梨絵さんがいるじゃん」
「そっかぁ。
そーだよねー」
返事はするものの
あまり伝わっていない様子に少し苛ついた私は
思わず声を荒げてしまう
「そんなのんきに言ってないで早く戻ってよ!
ここで疑われたら私たち終わりだよ?」
思わず本心が漏れてしまった自分を恥じるように
そこから立ち去ろうとした瞬間
彼の腕が私の肩を強く掴んだ
ビクッと身体を震わせ後ろを振り向くと
そこには笑顔の彼がいた
「何してるの?
夕陽?」
おっとりとした彼の口調
少し酔ってるみたいだ
「こんなとこ来ちゃだめだよ。
早く戻って」
「どーしてぇ?」
「どーしてって…
今日は梨絵さんがいるじゃん」
「そっかぁ。
そーだよねー」
返事はするものの
あまり伝わっていない様子に少し苛ついた私は
思わず声を荒げてしまう
「そんなのんきに言ってないで早く戻ってよ!
ここで疑われたら私たち終わりだよ?」
思わず本心が漏れてしまった自分を恥じるように
そこから立ち去ろうとした瞬間
彼の腕が私の肩を強く掴んだ