End of the Love 【短】
待っている時間はなかった
私は彼に抱きつき
深いキスをした
最初は戸惑っていた彼も
徐々に私を支配していく
「…ん…っ」
甘い声が漏れた瞬間
引き離された身体
透明な糸が私と彼の口をつたった
「そんな声出されたら我慢できなくなっちゃうよ」
こんな時まで余裕な彼を見ると
何だか胸がモヤモヤとする
「我慢できなくしてんだもん。
ねぇ…竜治。
抱いて?」
一秒…十秒
いや、もっとだったかもしれない
私たちの間に長い沈黙が流れた
ドアに向かって歩き出す彼の背中に
諦めの念が浮かんだ瞬間
カチャッと鍵が閉まる鈍い音がする
「…竜治?」
「何?
我慢できなくしてくれるんでしょ?」
そう言って竜治は
妖艶に笑ったんだ
私は彼に抱きつき
深いキスをした
最初は戸惑っていた彼も
徐々に私を支配していく
「…ん…っ」
甘い声が漏れた瞬間
引き離された身体
透明な糸が私と彼の口をつたった
「そんな声出されたら我慢できなくなっちゃうよ」
こんな時まで余裕な彼を見ると
何だか胸がモヤモヤとする
「我慢できなくしてんだもん。
ねぇ…竜治。
抱いて?」
一秒…十秒
いや、もっとだったかもしれない
私たちの間に長い沈黙が流れた
ドアに向かって歩き出す彼の背中に
諦めの念が浮かんだ瞬間
カチャッと鍵が閉まる鈍い音がする
「…竜治?」
「何?
我慢できなくしてくれるんでしょ?」
そう言って竜治は
妖艶に笑ったんだ