End of the Love 【短】
いつもよりずっと強く抱きしめられた身体
あまりの圧迫感に思わず抵抗してしまう
「…竜治。
痛いよ」
そう言ったのも束の間
今度は強引に押し付けられた唇
一瞬見えた表情からは
彼の考えてることなんて読み取れなくて
必死に彼についていこうとする私の体
甘くて熱い吐息が口から漏れる
「このドレス俺のために着てくれたんでしょ?」
「…うん」
「今日の夕陽、すっげぇ綺麗だよ」
彼はいつもそうだ
私の望んでいる言葉を
意図も簡単に当てて見せる
いつの間にかドレスは脱がされ
無造作に床に落ちた
いつもより一層激しく
熱く
私を貪る彼に
恐怖すら覚えるほど
今も
昔も
私は彼に溺れていた
ねぇ竜治
一瞬でもいい
一秒でもいい
私のこと
本気で好きって思えたことあった?
あまりの圧迫感に思わず抵抗してしまう
「…竜治。
痛いよ」
そう言ったのも束の間
今度は強引に押し付けられた唇
一瞬見えた表情からは
彼の考えてることなんて読み取れなくて
必死に彼についていこうとする私の体
甘くて熱い吐息が口から漏れる
「このドレス俺のために着てくれたんでしょ?」
「…うん」
「今日の夕陽、すっげぇ綺麗だよ」
彼はいつもそうだ
私の望んでいる言葉を
意図も簡単に当てて見せる
いつの間にかドレスは脱がされ
無造作に床に落ちた
いつもより一層激しく
熱く
私を貪る彼に
恐怖すら覚えるほど
今も
昔も
私は彼に溺れていた
ねぇ竜治
一瞬でもいい
一秒でもいい
私のこと
本気で好きって思えたことあった?