End of the Love 【短】
「ママ~
早く来てよ~」
今年4歳になる娘の千沙が
頬を膨らませながら私を呼ぶ
「はいはい。
ちょっと待っててね」
小さな手を握り返すと
笑顔になる千沙
「あ!
パパだ!」
私から手を離し
彼の元に走っていく千沙
「お~千沙!
今日は元気だなぁ」
「うん!
今日はパパのために早起きしたんだよ」
小さな身体をめい一杯伸ばした千沙は
嬉しそうに今日あったことを述べている
「もう仕事大丈夫なの?」
「うん。
何とか終わらしてきた。
何て言ったって今日は俺の誕生日だからね~」
昔から変わらない彼の笑顔
あの4年という月日は
私の心を整理するには十分な月日だったと思う
早く来てよ~」
今年4歳になる娘の千沙が
頬を膨らませながら私を呼ぶ
「はいはい。
ちょっと待っててね」
小さな手を握り返すと
笑顔になる千沙
「あ!
パパだ!」
私から手を離し
彼の元に走っていく千沙
「お~千沙!
今日は元気だなぁ」
「うん!
今日はパパのために早起きしたんだよ」
小さな身体をめい一杯伸ばした千沙は
嬉しそうに今日あったことを述べている
「もう仕事大丈夫なの?」
「うん。
何とか終わらしてきた。
何て言ったって今日は俺の誕生日だからね~」
昔から変わらない彼の笑顔
あの4年という月日は
私の心を整理するには十分な月日だったと思う