チョコ★キス
何するんだコイツ。
私に毒味させてるの…!?
訳が分からなくなってパニクっていると。
「俺にも、ちょうだい?」
そう言って、祐太は私に口付けた。
「ふ、う…ん、」
ただのキスじゃない。もっと深いやつ。
知らない間に、全身の力が抜けていて。
「ん、あ…」
私の口の中で溶けたチョコが、祐太の舌に全部持って行かれて。
そのキスが、全身で私のことをすきだと言ってくれてるようで。
「ふぁ、ん…!」
私はされるがままに、祐太に全てを委ねていた。