悪女の秘密
次の日も次の日も…
雄大が来なくなって4日がたった日。
変わらずあたしは屋上へ向かう。
「今日も来ないのかなー?」
なんて独り言も言ってみたり…
「来ないわよ?」
へ?
不意に後ろから聞こえた女の声。
「…誰?」
そこには3人の…
陰口集団?
「なんの様?」
「本郷先輩なら来ないわよ?」
は?
「何であんたたちなんかにわかるのよ?」
勝ち誇った目。
あんたたちが雄大の何を知ってるってゆうのよ。
「あたし達、この前先輩に教えてあげたんだ~。あんたのこといろいろとね?」
「調子に乗ってくれてたからさ、ちょっとこらしめてやろーと思って?」
本当、いい性格。
悪すぎて笑えてくるわ。